高校生活の一つの目標は志望する大学への現役合格。そのためには早い段階で目標を明確にし、対策を取ることが必要になっていきます。進路適性検査や職業別ガイダンスなどを通して、自分の進むべき進路について考える機会を多く設けています。
1年次の学習で最も大切になるのは、基礎を固めること。カリキュラムは特別進学コースと総合進学コースで同一ですが、どちらのコースも基本事項を確実にした上で高度な学習内容にも触れ、より実践的な力が身につくよう指導していきます。
■ 1年次カリキュラム
教科 |
単位数 |
現代の国語 |
2 |
言語文化 |
3 |
歴史総合 |
2 |
公共 |
2 |
数学Ⅰ |
4 |
数学A |
3 |
物理基礎 |
2 |
化学基礎 |
2 |
生物基礎 |
2 |
体育 |
2 |
保健 |
1 |
音楽Ⅰ |
② |
美術Ⅰ |
② |
英語コミュニケーションⅠ |
4 |
論理・表現Ⅰ |
2 |
英語会話 |
1 |
情報Ⅰ |
2 |
総合的な探究の時間 |
1 |
計 |
37 |
※ ○から1つを選択
2年次には自分が希望する進路に合わせて文系・理系を選択することができます。それぞれの目指す進路に最もふさわしいカリキュラムが用意されています。
文系は英語、国語、社会を中心に、理系は英語、数学、理科を中心に5教科をまんべんなく学習することになります。いずれも幅広い分野について学ぶことができ、総合的な基礎学力を確かなものにしていきます。
また、大学受験を念頭に置いた演習や二次試験対策などが積極的に取り入れられ、授業以外でも進路実現に向けてのさまざまなサポートが行われます。
■2年次カリキュラム(文系)
教科 |
単位数 |
論理国語 |
3 |
文学特講 |
2 |
古典探究 |
4 |
地理総合 |
2 |
日本史探究 |
3 |
世界史探究 |
3 |
数学Ⅱ |
4 |
数学B |
2 |
体育 |
2 |
保健 |
1 |
英語コミュニケーションⅡ |
4 |
論理・表現Ⅱ |
3 |
英語会話 |
1 |
家庭基礎 |
2 |
総合的な探究の時間 |
1 |
計 |
37 |
■2年次カリキュラム(理系)
教科 |
単位数 |
理系現代文特講 |
2 |
理系古典特講 |
2 |
地理総合 |
2 |
数学Ⅱ |
5 |
数学B |
2 |
数学C |
2 |
化学 |
4 |
物理 |
④ |
生物 |
④ |
体育 |
2 |
保健 |
1 |
英語コミュニケーションⅡ |
4 |
論理・表現Ⅱ |
3 |
英語会話 |
1 |
家庭基礎 |
2 |
総合的な探究の時間 |
1 |
計 |
37 |
※ ○から1つを選択
授業はそれまでの学習内容をふまえ、大学受験に向けたより実践的なものにシフトしていきます。文系、理系の教科・科目に学習内容を絞り、より専門教科に特化したカリキュラム編成になっています。
また、週10時間(理系は週8時間)自由選択講座が用意され、コースや文系・理系にかかわらずに、国公立受験など各自が進路実現のために必要な講座を選択して受講することができます。さらに3学期には特別講座が開講され、幅広いジャンルの講座を受講することができます。
一人ひとりの第一志望校合格に向けて模試や大学説明会、個人面談なども頻繁に行われ、学力面だけでなく精神面でも入試までサポートしていきます。
■3年次カリキュラム(文系)
教科 |
単位数 |
文系現代文特講 |
4 |
文系古典特講 |
3 |
日本史特講 |
③ |
世界史特講 |
③ |
数学特講 |
③ |
英語特講 |
③ |
体育 |
3 |
英語コミュニケーションⅢ |
4 |
論理・表現Ⅲ |
3 |
自由選択 |
8~16 |
計 |
28~36 |
■3年次カリキュラム(理系)
教科 |
単位数 |
数学Ⅲ |
④ |
理系数学特講 |
④ |
数学特講 |
(3) |
物理特講 |
(3) |
化学特講 |
(3) |
生物特講 |
(3) |
英語特講 |
(3) |
体育 |
3 |
英語コミュニケーションⅢ |
4 |
論理・表現Ⅲ |
3 |
自由選択 |
8~16 |
計 |
28~36 |
※ ○から1つを選択、また()から1つを選択
杉並学院では、平日(水曜日を除く)は1日7時限、水曜日は5時限、土曜日は4時限の週に37時限の授業を実施しています。多くの授業時間を確保し、少しでも生徒のみなさんが成長する手助けをするためです。
前向きに授業に取り組み、自分にあった成長を遂げて、卒業するときには悔いのない進路を選択してほしいと考えています。また、部活動については特別進学コース、総合進学コースを問わず積極的な参加を呼び掛けています。実際に全校生徒の8割前後がなんらかの部活動に参加し、高校生活を彩りのあるものにしています。学業との両立を目指し、メリハリのある毎日を送ってください。
一生に一度しかない高校生活を存分に謳歌しながら、大きな成長を遂げてほしいと願っています。